夏休み前に
あすなろ学院の進藤です。
自分が子どものころは三学期制でしたが、現在は二学期制か三学期制を選べるようになっており、
宮城県では多くの市町村で二学期制を導入しています。
もちろん、メリットとデメリットがそれぞれありますが、
今回は、三学期制から二学期制に変わったことにより、大きく変化した点について触れてみます。
まずは、定期考査の回数が減りました。
考査の回数が減ると聞けば、嬉しいと思う生徒がほとんどでしょう。
ただ、考査の回数が減るということは、その分1回1回の考査の学習範囲が広くなりますので、負担は重くなります。
この点、過去よりも満足に学習できずに考査に臨み、思うような点数を取れない生徒は増えているものと思います。
次に、通知表の回数が減りました。
長期休み前には必ず通知表があり、その評価によっては…、ということがありません。
特に、1年で一番長い休みである「夏休み」を迎える前に通知表を受け取らなくなったことで、
学習課題が分からないまま、長い休みをだらだらと過ごしてしまう生徒がいるかもしれません。
(通知表の有無関係なしにそうなってしまう生徒もいるかもしれませんが…)
理想は、テストなど関係なしに、日ごろから自分の課題と向き合い、その解決に努めることなのですが、
今回の考査で思うような結果が残せなかった生徒は、
せめて考査の反省を夏休みの学習に活かせるようにしないと、
夏休み明けすぐにやってくる考査でも同じことを繰り返すことになります。
今回の定期考査で分かった自分の弱点は?
今回の定期考査を経て「ここを変えよう!」と思ったことは?
成長したい人は、必ず夏休み前に考査の結果と向き合い、夏に克服すべき課題を明確にしましょう。
長期休みで人は大きく変われます!
ただし、これは、プラスにもマイナスにも言えることですので気をつけましょうね。
夏休みが充実し、成長につながるものになりますように!
そのために、夏休み前の時間を大切にしましょう!
夏期講習開始まで残り2週間。
この夏の出会いを楽しみにしています!