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  1. 2021冬のSDGs作文コンクール結果発表

2021冬のSDGs作文コンクール結果発表

イベント
塩竃の魚と魚市場 小学生SDGs作文コンクール

選考結果発表

たくさんのご応募、ありがとうございました!

日本さばけるプロジェクト実行委員会様からのコメント

みなさん、たくさんの素晴らしいアイデアを出してくださりありがとうございます!
お魚が好きなこと、海を守りたい気持ちが、とてもよく伝わってきました。
みんなで大切な海やお魚を守っていきたいですね。
これからも、自分ができることは何かを考え、行動してみてください。
“魚をさばくこと”も海とつながる行動のひとつです!
さばいた時に感じたことを、また教えてほしいです。

  • 首都圏・福島ブロック
  • 宮城県ブロック

低学年の部

>最優秀賞
川口東本郷校 新郷東小 2年 西原 花歩さん

【 みんなのまつり、お魚そうせんきょ 】

お魚をもっとたくさんの人に食べてもらうために、わたしが考えたイベントは、「お魚そうせんきょ」です。お魚そうせんきょというのは、色々なしゅるいのお魚を色々なりょうりの方法でみんなに食べてもらった後に、一番おいしかったものをとうひょうして、チャンピオンをきめるイベントです。
お魚はえいようがたっぷりでとてもすてきな食べものです。「これをたくさんの人に食べてもらって、きょうみをもってもらうにはどうしたらいいかな。」と、さいしょに考えました。人があつまる場所ってどこだろうと思った時、「そうだ、わたしの大すきなおまつりにはたくさんの人があつまっていて、とてもにぎやかで、みんながたのしそうにしていたな。」とひらめきました。
お魚そうせんきょでは、お魚にくわしい市場の人や、食べものやさんがお店を出し、おきゃくさんがお魚を食べくらべします。色々なしゅるいのお魚を、おさしみ、あげもの、やきもの、にものと、さまざまなりょうりの方法で食べてもらいます。おまつりの屋台のように、みんなが楽しく今まで知らなかったお魚りょうりを食べられ、そして自分が一番おいしかったものにとうひょうするということは、いろんなお魚りょうりを食べるきっかけになると思いました。同じ会場のべつの場所では、日本さばけるじゅくでやっていためばちまぐろのかい体を見たり、それをちょうりしたり、みなとや魚市場、まぐろのお話を聞いたりすることができます。
お魚そうせんきょにさん加することで、お魚がにが手な人も、お魚がすきな人も、たくさんの人が新しいみ力をはっ見できて、今よりもっとお魚を食べることになると思います。
みんながお魚を大すきになると良いです。

>優秀賞
小針北小1年 吉川 息吹さん

【 おいしいおさかなレシピおしえます 】

日本は、さかなをたべなくなっています。おりょうりやほねをとるのが大へんだからです。どうしたら、たくさんたべられるようになるのかかんがえました。
みんながしっている、いつもたべているおうちのおさかなレシピをおしえあいます。どうがで、つくっているところをとります。いつでも見られてべんりです。つくりかたをしゃしんや、イラストでわかりやすく見せます。一人でなく、たくさんのおともだちのおうちがさんかしてくれたら、レシピもどんどんふえます。ぼくはサーモンがすきなので、サーモンのレシピがしりたいです。
このレシピで、おさかなが、たくさんの人がたべられたら、とてもうれしいです。

新郷小2年 上之園 陵平さん

【 魚をもっと食べよう 】

ぼくは、魚の中で一番マグロが好きです。すしやさしみもおいしいですが、とくにマグロのたつたあげがすきです。
ぼくは、魚をたくさんの人に食べてもらうために学校のじゅぎょうで魚のことをとりいれた方がいいと思います。たとえば、おいしい食べ方のメニューを教えたり、ほねのとりかたや、魚のもっているえいようについて知ることができると思います。DHA、EPAはけつえきをさらさらにしたり、のうのはったつにひつようなので、学校で知ることができればみんながすすんで魚を食べると思います。
さて、海でとった魚はどうやってとどけられるのでしょうか。ぼくはこれについてしらべてみました。りょうしさんが船で魚をとりにいきます。りょうしさんがとった魚を魚市場まではこんでおろしうりにんさんという人が魚にねだんをつけて、つぎは、かいうけ人さんという人にはこばれます。かいうけ人さんがあずかった魚をスーパーや魚やさんに売ります。そのおかげでみんなはおいしい魚を食べられます。
りょうしさんやおろしうり人さん、かいうけ人さんたちが一生けんめいがんばってくれた魚です。ぜひ食べてみてください。

中学年の部

>最優秀賞
川口里小 3年 小松崎 乃愛さん

【 きき的!魚と魚市場 】

わたしは、今日大事なことを覚えました。それは日本人が魚をあまり食べなくなっていることです。
わたしは魚の中でもさしみのようななま魚がすきです。ですが、焼き魚は苦手です。なぜかというと焼き魚には、ほねがあるし味が好みではない時もあるからです。一方すきななま魚はほねもないししょうゆにつけるだけですむのですきです。
でも今日魚市場の動画を見て、焼き魚やなま魚の魚は漁の人がいがいにもいろいろな人の協力があったことをしり、なま魚だけでなく焼き魚もたべるようにしたいです。そう思ったので、他にもあまりたべなくなっていることを考えてみました。
まず一番ありそうなのはほねをとるのが大変だからという理由です。そのかいけつ法はお料理教室などでかんたんなほねのとり方を教えることだとわたしはおもいます。そうすれば一気に困っている人がへるとおもうからです。
二つ目も同じようなことで、魚の料理もあまりしらないからだと考えました。それもお料理教室などで一しょにいろいろな魚料理をつくってレシピなどの本をわたし合うことでわすれないで魚を料理して食べられると思うからです。
三つ目はいなさそうだけど、家でやるとにおいがきになることです。それはバーベキューなどをすることだとおもいますがなかなかむずかしそうです。
このようにいろいろと日本人が魚をあまりたべなくなる理由は考えられますが、それにはかならずかいけつする方法があるとわたしの中ではおもっていますので、わたしのようにきらいなことがあるばあいは、そのかいけつほうを考えたりしてみてくださいね。わたしも焼き魚を食べることに挑戦します。

>優秀賞
元郷小4年 高橋 夏帆さん

【 魚介類をムダにしないために 】

私は、魚市場について初めてよく調べました。魚市場という名前は知っていたのですが、何かはよく分からなくて、めんどうくさいから調べなくてもいいかと思っていました。
今日、課題動画を見て、マグロは種類によって特徴があることや、魚市場で卸売人と呼ばれる人たちが買受人とよばれる人たちに魚を売って、その買った魚を箱屋や氷屋と協力して魚屋やスーパーに出荷することを知りました。魚介類を食べる人がへっていることを知ったとき、とてもおどろきました。そこで、魚介類を食べない理由やどうしたら魚介類を食べる人が増えるか考えてみました。
私はにおいがいやだったり、家であまり出されなかったり、ほねをよけて食べるのがめんどうくさいからではないかと思いました。そういうときに家族に魚が食べたいと言ったり、魚のにおいや味を消すほどのこい味付けをしたり、ほねがぬいてある魚を買ったりしたらいいと思います。そうすれば、魚を食べられる条けんがそろって、食べられる人もふえます。
私は肉の日(二十九日)のように、魚の日もつくりたいです。二十八日がいいと思います。なぜなら、肉の日の前で分かりやすいからです。
それでも魚介類を食べる人がふえないのなら、ごはんがなくて困っている人や国に食べない分の魚介類を上手くれいとうしてきふすれば、こまる人も少なくなります。また、きふするためのお金も、この意見にさん成してくれる人にきふしてもらうのです。そうすれば、困る人も少なくなるし、幸せな人のほうが多くなって、魚介類もたくさん食べられると思ったからです。
魚介類をまだ食べたことがない人も勇気を出して食べてみることはとてもいいことです。今まで食べていた物とはちがう味に出会えたりします。
このように、私たちが当たり前のように買って食べている魚介類にはいろいろな人の協力があります。その協力にかんしゃをして、魚介類にたずさわる仕事をしてみたり、食品ロスや魚介類を食べない人を少なくする取り組みを考えていきたいです。

東鷲宮小4年 齋藤 楓さん

【 きらきら笑顔になれるお魚 】

わたしは、今回の話にあった魚介類を食べる量がへっているという内容を聞いてしょうげき的でした。なぜなら、わたしは魚の方が好きだからです。なので必死にアイディアを考えました。
良いアイディアを考え出しました。それは祭りなどの屋台にだすことです。どの様なものかというと、魚のおいしさを伝えるために日本人好みの魚料理を出して、買ってもらう時に魚のかんたんなレシピをわたします。そしてレシピを見た人が料理を作ってくれれば魚を食べる人が多くなるはずです。
わたしはこのイベントによって魚への意しきが一変しました。いままでは「魚はおいしいな。」と思っていましたが作文を書いた時には、「魚が大好きだから魚の文化を残したいな。」という気持ちに変わりました。わたしがこの文化を残し続けて魚をおいしく食べたいです。

高学年の部

>最優秀賞
大戸小 6年 吉田 あず紗さん

【 私たちができること 】

魚はSDGsにつながることをみなさん知っていますか?SDGsとは17の持続可能な開発目標のことです。そして、魚につながるSDGsは「SDGsの目標:14 海の豊かさを守ろう」です。私たちは地球の面積の7割を占める豊かな海から、生きるための食べ物などの多くの恵みを受け取っています。しかし、深刻な問題を抱えています。魚などの獲り過ぎで、海の資源が減ってしまっていることです。
獲り過ぎの状態にある資源が34.2%です。限界まで利用している資源が59.6%です。そして、また十分に利用できる資源は6.2%です。世界的に健康ブームで魚を食べる人が増え、魚を獲る量が増加し、違法な漁業も増えています。その結果、魚資源が減ってしまって、まだ十分に利用できる水産資源がたったの6.2%になってしまいました。
もう一つの原因は、私たちが出すゴミや、排水で海が汚れてしまっていることです。海岸に打ち上げられた、たくさんのプラスチックごみを見たことはありませんか?プラスチックの生産量は増えていて、1950年代と比べて約200倍ものプラスチックが生産されています。飲み物や食べ物の容器、包装に使うプラスチックの消費が増えています。プラスチックは自然に分解されることがほとんどありません。世界中の海には毎年約800万トン、スカイツリー222基分ものプラスチックごみが流れ込んでいるといわれ、2025年には、海に流れ込んだプラスチックごみが海の魚の量を超えるだろうという予想もあるほどです。プラスチックは海の中で砕けて、小さな破片となり、それを魚や海鳥たちがエサと間違えて食べてしまいます。クジラのお腹から山のようなプラスチックごみが出てきたという話を聞いたことがあります。同じような話が多くの海の生き物や、またそれを食べる生き物たちに起きているのです。
「水の惑星」とも呼ばれる地球に暮らす私たちは、海と生き物たちを守っていかなくてはいけません。そのために私たちは、何ができるでしょうか。食卓にあるおいしい魚、その魚がどのように獲られたものか知っていますか。「海のエコラベル」と呼ばれているもののひとつに、「MCS認証マーク」があります。いつまでも魚を食べ続けられることができるように、海の自然や資源を守りながら獲られた水産物であることを示すマークです。このようなエコラベルのついた魚を買うことも、海を守ることにつながるのです。普段からプラスチックごみをなるべく出さないように、マイバックやマイボトルを持ち歩く、ペットボトルはリサイクルに出すなどの小さな心がけが、海を守ることにつながることが分かりました。SDGsを知らない人も、簡単なことから始めていくことで、地球が豊かになり、守っていくことにつながることが分かりました。海のこと以外にも、SDGsのかかげている目標はあります。みなさんも17の持続可能な開発目標を行っていくことが大切です。小さなことから行っていきましょう。

>優秀賞
元郷南小 5年 小俣 葵由実さん

【 日本の魚の今と未来 】

近年、SDGs(持続可能な開発目標)が世界中で注目されています。その中でも目標11の「住み続けられるまちづくりを」に取り組んでいる、宮城県塩釜市について調べました。
塩釜市は日本有数の港町として栄えています。とくに、マグロの水あげ量が日本一で、クロマグロ、メバチマグロ、キハダマグロ、ビンチョウマグロがたくさんとれます。
しかし、日本では魚介類を食べる量がどんどん減っています。その主な理由には、魚を食べるときに骨をとるのが大変だったり、下処理に時間がかかってしまうことが挙げられます。
そこで私はもっと多くの人に魚を食べてもらえる取り組みを2つ考えました。まず、かまぼこやちくわなどの魚の加工品を世間に広める取り組みです。魚の生ぐささがいやだったり、食べ方が分からなくて魚を食べなくなってしまっている人も、加工食品なら生ぐささはなくなるし、食べ方が分からなくてもそのまま食べられるので言いと思いました。次に、魚を骨まで食べられるように品種改良をできないかということです。食べるときに骨をとるのが大変で、魚をあまり食べなくなってしまった人も、魚が骨まで食べられると骨をとる手間が省けます。また、骨をとるときに食べられる部分まで捨ててしまうことが減るので、食品ロスの削減にもつながると思ったからです。
最後に、私自身がすぐにできる取り組みとして、さし身やお寿司はたくさん食べますが、焼き魚は食べ終わったときに「まだ食べられるところがたくさんあるよ。」と、よく言われるので得意ではありません。しかし、今回日本で魚介類の消費が減っていることを知り、焼き魚も上手に食べられるように練習して、まずは私から魚をたくさん食べられるようにしたいです。また、これから日本の魚をもっとたくさんの人に食べてもらえるようにする取り組みを、私たちが実現させたいです。

島小 6年 田口 寧さん

【 沢山の人においしい魚を 】

私は、沢山の人に魚を食べてもらうイベントを2つ考えました。
1つ目は、漁師体験です。漁師とはどんな仕事なのか魚の釣り方を教えてもらいながら体験するというものです。魚に興味を持ち、魚が好きになると思います。将来、魚に関係する仕事につくかもしれません。私は漁師という仕事はすごいし、かっこいいなと思います。だから、漁師という仕事をしている人が増えてほしいなと思いました。
2つ目は親子で魚料理教室です。魚のさばき方や料理のレパートリーを増やす機会をつくります。親子でやると楽しいと思います。自分でさばけるとうれしいし、自分でさばいた魚はもっとおいしく感じると思います。
今は、魚の問題だけでなく、他の問題も多くあると思うので、イベントや取り組みを考えて解決したいです。今の旬の魚を調べたり、自分で魚をさばいてみたいです。また、沢山の魚を食べていきたいです。

低学年の部

>最優秀賞
八幡町小2年 MKさん

【 しおがまをにぎやかにしよう 】

動画を見て、みんながあまり魚を食べなくなってしまっていることを知りました。その理由は、食べかたがわからないや、好きじゃない、家で食べないからなどです。私は、その他に、とくに魚には、ほねがあって食べにくいからだと思います。
そういうことをかいけつするためには、どうしたらよいか考えました。まず一つ目は、レトルト食品やインスタント食品などに、魚をたくさん使ったりほねをとってある魚を使ったテイクアウトのお弁当を作ることです。二つ目は、魚のほねをとったりさばいたり、料理の仕方をインターネットなどに紹介して広めることです。さい後に、おすしややき魚などの日本の料理ではない、いろいろな外国のお魚料理を紹介するイベントがあるといいと思いました。
そのようなイベントであれば、国さい交流もできるし、目の前でお魚がお料理されるのを見れて、おいしそうに感じると思います。魚のとれるしおがまの町がにぎやかになれば、SDGsにもつながると思いました。

>優秀賞
将監小1年 SRさん

【 おさかなのイベント 】

わたしは、おさかなのイベントをしようとおもいました。
わたしは、
「さかなをたべよう。」
というきょくをつくっておどりながらあじをかえたおさかながきらいな人でもたべれるやいてほねもぬいた一くちでたべれるパッケージに入った手がよごれないさかなをみんなにくばる。
こういうイベントがあったらいいなとおもいました。

新城小2年 菅原 成将さん

【 魚をもっとたべよう 】

ぼくが、すんでいる気仙沼は、三りくやえんようで、りょうをするぎょせんのきちです。なので、しんせんな魚を食べることができます。でも、ぼくはあまり魚がすきではありません。
どうがをみて、魚を食べるりょうがどんどんへってきて、たいへんだなあと思いました。
ぼくは、魚をもっと食べないといけないと思い、考えてみました。
気仙沼うおいちばキッチンスタジオに、親子すしたいけんきょうしつに行って、すししょくにんさんにおすしのにぎりかたをおそわって、おすしを作ってきました。
ふだん、おさしみはあまりたべませんが、自分で作ったので、とてもおいしかったです。
それからぼくは、まえより魚がすきになりました。
なので、魚をあまりたべない人も、自分で魚をりょうりして、食べるイベントをすれば、魚をたべるようになると思います。
みんなもっと魚をたべようね。

中学年の部

>最優秀賞
東長町小4年 SHさん

【 宮城の魚にチャンネル登録 】

宮城の魚をもっとたくさんの人に食べてもらうためには、宮城の魚に関わる人達みんなでユーチューブチャンネルを開設したらいいと思います。
わたしはこのチャンネルで、魚のさばき方と海の環境について伝えたいです。理由は以前、海と日本プロジェクトの『宮城の海とつながり隊』や『さばけるプロジェクト』に参加して、魚のさばき方を教えてもらったことがきっかけです。その日にとれたばかりの鯵はほんのりあまくて、わたしは自分でさばいたうれしさとおいしさで特別な気持ちになりました。この特別な気持ちを他の人に知ってもらいと思ったからです。
他にも、海の安全と危険について教えてもらいました。浜辺に落ちていた物のほとんどが人工物で、その人工物が海でくらしている生き物に影響していることを知り、人と海と魚はつながっているんだなと思いました。それからは夏休みに弟と浜辺で貝殻拾いに行ったときは、一緒にゴミ拾いもするようになりました。海がきれいになれば、魚も住みやすくなり、おいしくなると思ったからです。
海や魚を楽しむためにはルールがあります。海をきれいにすることはその一つです。このチャンネルで、宮城の魚に関わる人が、それぞれの目線でみんなに知ってほしいことを話してほしいです。子供からお年寄りまで楽しめるようにクイズを出したり、宮城の特産品であるホヤやかきが育つ様子が定点カメラで見れたり、かきやホタテの貝殻がリサイクルされている様子が見れたらいいなと思います。
知ることは、好きにつながると思います。宮城の海と魚をたくさんの人に知ってもらって、わたしのように好きになってもらいたいです。宮城の魚をもっと多くの人においしく食べてほしいから。

>優秀賞
南小泉小4年 YIさん

【 魚っていいね‼ 】

わたしは魚があまり好きではありません。みなさんは魚は好きですか?
なのでみなさんもわたしも魚を好きになれそうなアイディアを考えてみました。わたしの考えていたアイディアは、お魚キャンプです。お魚キャンプとは、一週間海の近くの場所でキャンプをします。まず一週間分のご飯を考えます。その日の朝早くにお魚をつりに行きます。そして自分でとった魚を考えたメニューの中に入れて自分たちで調理して食べます。それを一週間くり返します。必ず一日に一回は魚についてのことをくわしく話す会を開きます。一番最後の日にはキャンプで楽しかったこと、魚について知ったことなどを参加してくれたみなさんに発表してもらいます。参加してくれたスタッフさんにも、発表してもらいます。その中で魚への気持ちが変わった人には、賞をあたえます。もしも発表ですごく心に残った場合には、その人を中心にパーティーを開きます。みなさんとお別れするときには、プレゼントとして魚をおいしく食べられるレシピをわたします。
お魚キャンプ以外にもアイディアはありましたが、一番みなさんが楽しくできそうだったのは、このアイディアだったのでこれにしてみました。魚はどうやって食べてもおいしいです。わたしもいろいろな体験で魚についてくわしく知って魚を好きになりたいです。元から魚が好きでも、もっと好きになってきょうみを持つのもいいと思います。魚への気持ちが変わるといいですね。

増田小4年 深谷 結歩さん

【 魚を食べてもらう方法 】

私は、魚をあまり食べない人に、魚を食べてもらう方法を考えます。
一つ目は、最初に食べ方が分からない人に魚を食べてもらう方法です。年に一度でも良いから会員じゃなくても、料理とさばき方などをくわしく教えてくれる料理教室でのイベントをひらいたら、作り方が分かって魚を食べる人がふえると思います。
二つ目は、魚があまり好きじゃない人に食べてもらう方法です。好きじゃない人は、においが好きじゃないかもしれないので、生ではなく、火を通してハンバーグにしたら食べやすくなるかもしれないので良いと思います。
三つ目は、ほねがあって食べづらい人に食べてもらう方法です。もしかしたら、口の中でささるといたいとか、のみこんだらどうしようと思うかもしれないから、スーパーにうっているほねぬきの魚を買って料理すれば良いと思います。なのでスーパーの人が、
「ほねぬきました!」
ときさいしたら、
「あ!これほね取る必要ないよ!」
となってめんどくさくないから買う人がふえていくと思いました。
四つ目は、家で食べない人に食べてもらう方法です。家で食べない人は自分は好きでも親が好きじゃないかもしれないので、自分で作ってみたら良いと思います。お肉半分と魚半分ハンバーグを作って
「ハンバーグ作ったよ。」
と言って食べてもらえば良いと思います。
「これおいしい。」
とほめられたら少しずつ魚をふやして出したら食べると思います。
私は、塩がまの魚と魚市場の動画を見て、たくさんの人に魚を食べてSDGsのたいさくを世界中の人と協力していきたいと思いました。この学習に来て魚の事について勉強して良かったです。

高学年の部

>最優秀賞
八幡小6年 針生 麻衣さん

【 魚魚(ぎょぎょ)っと!目からウロコの目利き職人 】

みなさんが一番好きな魚は何ですか。私はお寿司屋に行ったらマグロしか食べない程マグロが大好きです。私はおいしいマグロを食べ続けるためにみなさんに港町・塩竈を知ってほしいと思います。
塩竈市は人口約五万人でマグロの水あげ量がトップクラスの港町です。ですが今、塩竈をはじめとする漁業界にピンチがおとずれています。日本人が魚を食べる量が年々減少しているのです。
食べなくなった理由として、骨を取るのがめんどうだったり、下処理が大変だったりということが挙げられます。実は私も骨をとるのが大変であまり焼き魚は好きではありません。でも、大好きなマグロをこれからも食べるために、私は「魚魚(ぎょぎょ)っと!目からウロコの目利き職人」というイベントを提案します。
このイベントは魚市場でいい魚を仕入れるためにいい魚を見分ける「目利き」を体験してもらうイベントです。魚市場で一番高い魚はどれか、というようにクイズ形式で目利きをしてもらい、見事成功したらその魚をプレゼント!という風にすれば、子供から大人まで幅広く楽しめると思います。また、GETした魚をその場で解体ショーするのもいいかもしれません。そうすればお刺身になるので骨をとったり下処理をする必要もありません。
更にこのイベントのいいところは、このイベントで魚に興味を持った子たちが、大きくなったら将来魚に関わる仕事に就くかもしれない、と子供たちの未来を広げてあげられることです。
漁業もSDGsも子供たちに未来に残すために活動しています。このイベントが実現するかどうかは分からないけれど、作文を書くにあたって魚の未来を考えたことをみんなに伝えることで何かが変わって、塩竈のおいしいマグロをずっと食べられるといいなと思いました。

>優秀賞
南光台小6年 I Hさん

【 日本の大切な「和食」と「魚食文化」 】

近年、国では魚の消費量が急速に減少しています。それにともなって、水産業に関わる人々もどんどん少なくなっています。それには、いくつかの理由があります。まず、食の国際化が進み、魚だけではなく様々な食品を選ぶことができるようになったこと。そして、食卓の洋風化が進み、和食よりも洋食、魚よりも肉を好む人が増加したこと。さらに、魚は食べるときに、骨を取るのが大変だったり、料理の下処理に時間がかかってしまったりということもあって、食材としての魚を使う人が減ってしまったことなどです。
それに対して私は、国の魚の消費量を増やすために「魚食文化」を広めて行けばいいと思います。2013年には「和食」がユネスコの「無形文化遺産」に登録されました。日本人の伝統的な食文化が、人類の文化を代表するものの一つとして世界的に認められました。
「魚食文化」は和食には欠かせない要素の一つです。そのため、私たちが失うべきではありません。よって私たちの「魚食文化」を守るためにも、和食の大切さを人々に知ってもらい、魚食を増やす取り組みを行うと良いと思います。そして、魚・水産業のことを知ってもらうために、港でのイベントを行えば良いと思います。漁師の船の大きさや形、魚市場でのせりの様子や私たちの食卓への流れを説明し、水産業の大切さをできるだけ多くの人に知ってもらう取り組みをします。そうすることで、魚を食べる機会が増えるのではないのかと考えます。

小松島小6年 S Mさん

【 魚に触れるきっかけ作り 】

日本の水産業の課題は「日本人が魚食を避けるようになり、水産業に関わる人たちの仕事や、魚市場そのものがなくなってしまう恐れがある。」ということです。それには、いくつかの理由があります。一つは、食の国際化が進み、魚以外の様々な食品を選べるようになったこと、もう一つは、食卓の洋風化が進み、和食より洋食、魚より肉を好む人が増えたこと、そして、魚は骨を取るのが大変だったり、料理の下処理に時間がかかったりするため、魚を使って調理をする人が減ってしまったということです。私は、魚を食べる人が減っている中でも、魚が好きで、水産の仕事や魚市場がなくなると困る人がいると思います。そんな人達のために、もっとたくさんの人に魚を食べてもらいたいです。
そこで私は、魚食を推進するために、プロの和食料理人の方や、魚をさばく仕事の方に、美味しく、食べやすい魚の調理方法や、家庭でも簡単に行える魚のさばき方、綺麗に骨を取る方法を教えてもらえる、料理教室を開いてみるとよいと思います。私の家庭でも、あまり魚食は出てきませんでした。そして、私は小学校低学年の頃、魚を食わず嫌いしていました。家で、魚以外の料理が出てくることが多く、魚に慣れていなかったからです。しかし、それを見かねた祖母が、簡単にできる、鮭の塩焼きの作り方を教えてくれました。おそるおそる食べてみると、とても美味しくて、鮭が好きになることができました。
このように、一度美味しいと感じたら、食べられるようになります。そのために、私が考えた料理教室を通して、魚があまり好きでない人も、美味しいと思える調理方法を見つけたり、魚をさばいたり骨を取ったりして、魚と触れ合ってみることで、魚食をいろいろな人に食べてもらうことができると思います。